〜地域社会の明るい未来創造のために〜
北陸信用金庫の地域社会活性化への取組について

当金庫は、地元の中小企業者や住民の皆さまが会員となって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。 当金庫は、創業以来、この信用金庫の基本理念を忠実に守り、地元のお客さまからお預かりした大切なご預金は、地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、地域社会を金融面からバックアップすることで、事業や生活の繁栄のお手伝いを果たしてまいりました。 こうした業務運営によって育まれた地域社会との強い絆とネットワークは、当金庫にとって最も大切な財産であると考えております。
当金庫は、今後とも、金融機能の提供はもとより、社会的・文化的貢献といった面も視野にいれ、広く地域社会の活性化と持続的発展のために、地元になくてはならない≪ほくしん≫として地域貢献という社会的使命と責任を果たしてまいります。

預金・積金

預金積金(期末残高)は、前期に引続き景気低迷状況を反映した動向などから、 法人・個人ともに要払性預金が減少いたしましたが、一方で定期預金が順調に増加したことから、 全体で1,626億28百万円(前年度比9億3百万円、0.55%の増加)となりました。
お客さまからお預りしたご預金は、皆さまからのご信頼の証であると感謝いたしますとともに、 地域のお客様の大切な資産づくりのお手伝いをさせていただくために、新商品の開発やサービスの一層の充実に向けて努力してまいります。
【預金残高】162,628百万円

貸出金

貸出金(期末残高)は、景気の停滞による資金需要の低迷が大きく影響し、 地方公共団体関係の融資が増加したほかは企業・個人向け融資ともに伸び悩みがみられ、 全体で983億32百万円(前年度比13億77百万円、1.38%の減少)となりました。
お客さまからお預け入れいただいた預金積金につきましては、 地域の皆さまのさまざまな資金ニーズに応え、地域経済の活性化に資するために、 円滑な資金供給を行う形でお客さまや地域社会に還元しています。

【貸出金残高98,332百万円】
【預金に占める貸出金の割合60.46%】

お取引先への支援等

金沢・石川・小松各地区のエリア母店を中心に地域密着型金融推進計画を進めることで、 お客さまとの関係を一層強化し、多様な資金ニーズにお応えして地域の皆さまの事業の活性化に取組んでいます。
■事業活性化への取り組み
お取引先企業の資金需要に対してキャッシュフローを前提とした担保と保証等に過度に依存しないご融資商品 ≪ほくしん≫スーパー5000αをご提案させていただき数多くのお取引先企業にご利用をいただくなど 地域密着型金融を推進し地域の事業の活性化に取組んでまいりました。 平成22年度の担保・保証等に過度に依存しないご融資のお取扱い実績は、128件、23億64百万円となり 中小企業金融の円滑化の取組みに一定の成果を挙げることができました。 今後とも地域のお客さまから信頼され必要とされる信用金庫であり続けるために地域密着型金融の推進に努めてまいります。
■創業・新事業支援への取り組み
北陸三県の18信用金庫(石川県5金庫、福井県5金庫、富山県8金庫)が共同企画した北陸最大級の商談会「北陸ビジネス街道2010」を開催し、 中小企業の皆さまが元気を出すためのお手伝いをさせていただきました。当金庫からは18先のお取引先が参加され、4件のマッチングにつながりました。
平成22年度の地域密着型金融推進計画の期間中、創業・新事業支援のご融資のお取扱い実績は8先、42百万円となりました。
■企業に対する経営サポート
専門部署である審査部企業支援担当が中心となり、企業の財務内容から浮かびあがるさまざまな問題や課題について、 経営者の皆さまの目線に立って、経営改善に向けたサポートをさせていただいています。
債務者区分「要注意先以下」のランクアップに向けた支援取組みでは、51先の経営改善支援に取組んでまいりました。 お取引先個々が抱える課題・問題点に対し、本部・営業店一体となり経営改善に向けて取組んでまいりましたが、 長引く景気停滞の影響は大きく、平成22年度のランクアップは1先にとどまる結果となりました。
■顧客組織との連携強化
≪ほくしん≫では、「金沢北信会」「野々市北信会」「松任北信会」「美川信友会」「小松信和会」などの顧客組織を通じお客様との交流を深めています。
お取引先企業間のネットワークがフルに活かされる大変貴重な情報交換、提供の場となっています。
また、「年金友の会」や「趣味の会」などのご旅行等へのご参加は、地域のお客さま相互のたのしい交流の場となっています。 皆さまのご参加をお待ちいたしております。

社会的・文化的貢献活動および地域との連携

≪ほくしん≫は地域社会の一員として地元の行事への参加のほか、 講演会やセミナーの開催、寄付活動など「地域とのふれあい」を第一にさまざまざ社会的貢献活動に取組んでいます。

社会貢献100円募金の寄付
珠算大会の開催
後継経営者講座の開催
各種イベント・祭りへの参加
子育て支援事業への寄付
「石川県に世界遺産を」推進会議に協賛
里山保全活動の実施
アピタ松任店内に、当金庫では初のインストアブランチとなる出張所を開設いたしました。 年中無休で夜8時まで営業いたしておりますので、お買い物のついでなど、お気軽にお越しください。
信用金庫業務に関してお困りのことや当金庫へのご意見、ご要望がございましたら、 ご遠慮なくお申し付けください。当金庫リスク統括部に設置しています。
TEL:076-233-1175



今期決算に関する事項

資金の効率的な運用に努めました結果、業務純益は、前年度比1億39百万円増加の3億32百万円を計上することが出来ました。 また、長引く景気停滞の影響からお取引先企業の業績不振が懸念されましたが、倒産等の発生はわずかにとどまり、 必要とされる引当処理を行った結果、経常利益は1億67百万円、当期純利益は1億12百万円となりました。
今後とも地域の皆さまに安心してご利用いただける金融機関として健全性の向上と経営基盤の強化に努めてまいります。

貸出金以外の運用に関する事項

貸出金以外の運用につきましては、主に信用金庫のセントラルバンクである信金中央金庫での運用 (定期預金や信金中金債の購入)や格付の高い債券を中心に安全性、流動性の確保を最優先に考慮のうえ運用いたしております。
【有価証券残高】18,799 百万円
【信金中金預け金】44,347百万円
(※計数はすべて平成23年3月末現在)